佐々木朗希“最後の日”に舞台裏で広がった涙の光景 「良いチーム」「心は一つ」青空の幕張に確かな友情
ポスティングシステムを利用して米球界への挑戦を目指すプロ野球・ロッテの佐々木朗希投手。17日に本拠地ZOZOマリンで行われた「MARINES FAN FEST 2024」に参加し、ファンに別れの挨拶を行った。この一日の舞台裏ムービーが、球団公式YouTubeで公開された。苦楽を共にしたマリーンズ選手たちとの友情が、多数のファンの心を打っていた。
「MARINES FAN FEST 2024」の舞台裏が感動呼ぶ
ポスティングシステムを利用して米球界への挑戦を目指すプロ野球・ロッテの佐々木朗希投手。17日に本拠地ZOZOマリンで行われた「MARINES FAN FEST 2024」に参加し、ファンに別れの挨拶を行った。この一日の舞台裏ムービーが、球団公式YouTubeで公開された。苦楽を共にしたマリーンズ選手たちとの友情が、多数のファンの心を打っていた。
世界に羽ばたく朗希を包み込む幕張の青空。送り出す選手もファンも皆、優しかった。メジャー挑戦の先輩でもある吉井監督に、監督室で挨拶。恩師は「朗希は大丈夫やな。自分の思う通りやったら良いと思う」と温かい口調で語りかけた。ちょっぴりしんみりしたムードに、「なんじゃい! 恥ずかしいやん(笑)」とカメラに笑顔でツッコミも入れた。
グラウンドに出る直前。益田直也は「マジで張り切って行けよロウキ! 感謝の気持ちを込めて!」と激励。藤岡裕大も「お前全種目出ろよ! やり残したことないように頑張ってこい!」と笑いながら気合を入れた。松川虎生ら周囲の選手もにこやか。思い出話に花が咲いた。
グラウンドに姿を見せると「ロウキー!」の声援が飛び交う。開会式で旅立ちの挨拶を行うと、激励の拍手が沸き起こった。食堂や移動中に種市篤暉、小島和哉ら投手陣、藤原恭大、大下誠一郎ら野手陣が続々と登場し、別れを惜しんだ。
最後は熱狂的ロッテファンとして知られるお笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇、相方のシュウペイ、さらに今季限りで現役引退する井上晴哉とも交流。グラウンドを去る種市は「郎希の夢なので頑張ってほしい」と話し、「俺しゃべる人いなくなっちゃう……」と寂しさを隠さなかった。最後は広報からの「1年目に『僕、晴れ男なんですよ!』と話をしてくれましたよね。本当に本当に晴れ男でした!」の温かいメッセージで締めくくられている。
コメント欄には「世界一のエースになれよ朗希!!!」「こうやって言ってくれる周り含めてほんといいチーム。エースになってこい」「ファンからもチームメイトにも愛されてることがよく分かる動画」「ポロポロ泣きながら見た」「最後マジで泣いてしまった」「みーんな本当に優しい先輩後輩だね」「朗希くんはみんなに可愛がられていたんだな、とあらためて感じました」「寂しくて仕方ないけど朗希くんの夢が叶ってよかったです!」「海を渡っても心は一つ」などとマリーンズファンを中心に感動の声が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)