進化する41歳フィギュア女子がGP優勝 負傷も負けず「スペクタルだ」ファイナル進出でISU称賛
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フィンランディア杯は現地17日、フィンランドのヘルシンキでペアのフリーが行われ、ディアナ・ステラート、マキシム・デシャン組(カナダ)が優勝した。アクシデントに見舞われながらもGPファイナル進出を決めた。
フィンランディア杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フィンランディア杯は現地17日、フィンランドのヘルシンキでペアのフリーが行われ、ディアナ・ステラート、マキシム・デシャン組(カナダ)が優勝した。アクシデントに見舞われながらもGPファイナル進出を決めた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ショートプログラムで首位発進したステラート、デシャン組。フリーではスロートリプルルッツでステラートがスピンアウトし、転倒した。他にもミスが出たが、迫力あるリフトを決めるなど131.55点をマーク。合計207.44点で優勝した。
41歳のステラートは、1999年ジュニアグランプリファイナルの女子シングルで優勝したキャリアの持ち主。2019年からデシャンとペアを組み、今年3月の世界選手権で初優勝。今季もGPシリーズ第2戦スケートカナダで優勝している。3季連続となるGPファイナル進出も決定した。
国際スケート連盟公式Xは「スペクタクルなパフォーマンスを披露!」などと記してステラート、デシャン組を称賛。五輪公式サイトは試合後、ステラートのコメントを紹介した。「奇妙すぎる転倒で手首を痛めたが、大丈夫です」とアクシデントを告白。「現状維持では向上できないし、成長もない。新しいことを加えて、新鮮さを保ち、自分自身に挑戦し続けるのは良いこと。進化と変化をし続けるわ」と歩みを止めるつもりはない。
(THE ANSWER編集部)