女子ゴルフ大江香織、異例の競技復帰を明言 ツアー3勝の実力者、19年に引退→結婚&出産経て「自問自答」の末に決断
女子ゴルフで国内ツアー通算3勝をマークしている大江香織(フリー)が17日、自身のインスタグラムでクオリファイイングトーナメント(QT)にエントリーしたことを報告。レギュラーツアー出場は2019年11月の伊藤園レディスが最後。一度はツアー引退を明言し、22年には出産を報告したが、異例の競技復帰となる。
SNSでQTエントリーを報告「後ろめたさも感じています」
女子ゴルフで国内ツアー通算3勝をマークしている大江香織(フリー)が17日、自身のインスタグラムでクオリファイイングトーナメント(QT)にエントリーしたことを報告。レギュラーツアー出場は2019年11月の伊藤園レディスが最後。一度はツアー引退を明言し、22年には出産を報告したが、異例の競技復帰となる。
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34歳の大江は2009年7月のプロテストに合格。12年フジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝を飾るなど3勝を記録している。11年からは8年連続賞金シードを獲得した。21年に自身のインスタグラムで結婚を発表し、翌年には女の子を出産したと報告している。
今回の投稿では「来週から行われるQTにエントリーしました。2019年11月の伊藤園レディス以来、5年振りにJLPGAの競技に参加します」と報告。19年伊藤園レディスの後、ツアー引退を報告しており「競技から離れたあとも、本当にありがたいことに沢山の方に助けていただき、これまでゴルフ業界でお仕事を続けることができました」と振り返っている。
異例と言える今回の復帰については「自ら一線を引いておきながら、また競技に戻ろうとしていることに後ろめたさも感じています。私が競技から離れたあとも、必死に努力を重ねてきた選手たち。また同じ場所に立ちたいと思う資格が自分にはあるのか。周りの方は私の選択をどう思うんだろう。しばらく自問自答しました」と悩んだことも明かした。
それでも「ゴルフに前向きな気持ちになれた今の気持ちを大切にしたい。一度きりの自分の人生、悔いを残さないために挑戦してみます。競技と距離を置いた事で視野が広くなり、ゴルフの新たな魅力、奥深さや楽しさを学ぶことができました。この経験を活かせるよう全力で頑張ってきます!」とつづった。
「募る思いはまだまだ山のようにあるのですが、長くなるのでこれ以上はやめておきます。笑 あらためて、私に関わってくださり温かく見守ってくださった全ての皆様に、心から感謝申し上げます。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!」と締めくくっている。
(THE ANSWER編集部)