「革新的だ」と韓国選手に米野球ファン驚き 侍Jとも対戦の28歳に元プロも注目「何でもアリだ!」
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンド・グループBは13日に開幕した。日本と同組の韓国代表も調整を進めているが、米記者が「こんなの見たことがない」と仰天した韓国選手の練習法には、米ファンからも注目が集まっている。
ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンド・グループBは13日に開幕した。日本と同組の韓国代表も調整を進めているが、米記者が「こんなの見たことがない」と仰天した韓国選手の練習法には、米ファンからも注目が集まっている。
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奇妙な光景だった。ネットの前に立ちトスバッティングを行ったのは、韓国代表の28歳ソン・ソンムン。おなじみの打撃練習風景と思いきや、よく見るとバットのグリップではなく、ヘッド部分を握ってスイングしている。打球をきれいにネット内に飛ばしていたが、当たり損ねてネットから大きく外れてしまうシーンも見られた。
代表の主将を務めるソンは今季、キウムで19本塁打104打点、打率.340と活躍した好打者。米専門局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が自身のXに「逆さま打撃練習の価値を教えてくれた韓国の主将ソン・ソンムン、ありがとう」と記して実際の動画を投稿した。
モロシ記者は続けて「本当に、バットを見て。芯の方を握っているんだ! 私は長年、野球を見てきたが、こんなものは今まで見たことがない」とつづると、米ファンは「ホッケーのスティックのトレーニングで見たことはあるけど、野球ではないね」「革新的なキングだ」などとコメントした。
また他にも「MLBネットワークは韓国や日本の選手がどのように試合前に練習しているのか詳しく調べる必要があるね」などアジア勢の練習法に興味津々の声や、オリックスなどでプレーしたマット・クラーク氏が「上手くいけば何でもアリだよ!」と話すなど、様々な反応が集まっていた。
プレミア12のオープニングラウンドで日本と韓国は15日、台湾・台北ドームで対戦する。
(THE ANSWER編集部)