ディミトロフにストレート勝ちで4強進出、ATP「2019年を力強くスタート」

　テニスのブリスベン国際は3日、男子シングルス準々決勝で世界ランク9位の錦織圭（日清食品）がグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）を7-5、7-5で下し、準決勝進出。代名詞のエア・ケイを炸裂させるなど、新春から絶好調をキープする29歳に対し、ATPも「2019年を力強くスタート、今年何を成し遂げる？」と脚光を当てている。

　今年の錦織は何かやってくれる。そんな予感を感じさせる快勝撃だった。世界19位の難敵に対し、勝負強さを発揮。代名詞のエア・ケイを披露するなど、新シーズン開幕早々、絶好調ぶりをまざまざと見せつけた。そんな29歳に対し、ATPは公式インスタグラムでスポットライトを当てている。

　錦織が雄たけびを上げる写真とともに「今日はここ数年で最高のサービスゲームの一つができた」と手応えたっぷりな本人のコメントを紹介。ATPも「ケイ・ニシコリが2019年を力強くスタート、今年何を成し遂げるだろうか？」と好調ぶりを認めるように、投稿の文面でファンに投げかけている。

　すると、海外ファンも「グランドスラムのタイトルさ！」「行け、ケイ・ニシコリ！ 強くあれ！ 君ならできる！」「今日彼は重要な試練を乗り越えた」「上手かったよ！」「去年より強くなってる」「予期せぬことをしている！」と躍進に期待する声が続々と上がっていた。開幕戦Vまであと2勝。新年早々、錦織が日本を熱くする。