佐々木朗希の契約金にNYメディア違和感「正確に反映していない」 大谷超えも…MAX11.5億円と予想
ロッテは9日、佐々木朗希投手のポスティングによる米大リーグへの移籍手続きを始めることを発表した。移籍先が注目を集める中、NYメディアが佐々木について言及している。
NYメディアが佐々木朗希について言及
ロッテは9日、佐々木朗希投手のポスティングによる米大リーグへの移籍手続きを始めることを発表した。移籍先が注目を集める中、NYメディアが佐々木について言及している。
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ロッテがポスティングによる移籍手続きの開始を公式サイトなどで発表すると、米国でも様々な報道が広がった。米紙「ニューヨーク・ポスト」は「ロウキ・ササキはメッツ、ヤンキース、ドジャースから獲得を熱望されている。元チームメートのダラス・カイケルがその理由を明かす」との見出しで原稿を掲載した。
まず、佐々木の契約金について「オオタニはわずか230万ドルで契約した。ササキがたとえ1月15日から始まる2025年シーズンまで契約を遅らせたとしても、もう少し高額で取引できる可能性がある。彼を、チームはおおよそ500万ドル(約7億6700万円)から750万ドル(約11億5000万円)で契約できる」と金額を予想。ただ、この契約金については違和感があるようでこう続けた。
「しかしこの金額は、オオタニやユウ・ダルビッシュ、ヒデオ・ノモを超え、日本からMLBにやってきた史上最高の投手になる可能性があると見られている選手を正確に反映したものではない」
NYメディアからみても能力と金額が釣り合っていないことを断言。この“格安契約”には争奪戦を予想しており「熾烈な獲得競争が始まるはずだ。だが、そうなるだろうか? メッツやヤンキースを含む多くのチームが、執拗にササキをスカウトし、幹部を派遣して、真剣さを示した」と続けた。
ただ、その後はトーンを落とし「しかし業界内では、ドジャースが圧倒的な有力候補だと見られており、既に獲得が決まっているという見方もある。特にオオタニとの契約、そしてヤマモトとの契約が新しいワールドチャンピオンを日本のチームに変えた」と大谷翔平と山本由伸のワールドシリーズ制覇の影響で、またドジャースに日本人選手が集まる見方をしている。
とはいえ「理論上でいえば、コストを抑えられ、優秀な人材であるということから、どの球団もササキ獲得を目指すだろう」とドジャース以外の球団も獲得を目指すと締めた。契約金、成績の他にも23年のWBCで7回2/3を投げ、11三振を奪っていたことにも注目していた。
(THE ANSWER編集部)