那須川天心、749文字の“敗戦の弁”を海外メディア称賛「品格溢れるメッセージ」
「ナスカワはメイウェザーに感謝。そして格闘技界で飛躍を誓った」
同じ内容の英文を含め、749文字に込めた初黒星への思いを海外メディアは称賛した。「辱めを受けた日本のキックボクサー、テンシン・ナスカワが残酷な敗北後、フロイド・メイウェザーに品格溢れるメッセージ」と特集したのはニュージーランド地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」だった。
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記事では「世界中のボクシングファンは明らかなエキシビジョンマッチをバッシングした。メイウェザーはニヤリと笑いながら、敵の周りでダンスを踊り、おもちゃ扱いした。まるでジムでサンドバックを殴りつけているように、次から次へとブローを着弾させた」と報じ、衝撃的なワンサイドゲームとなったことを振り返っている。
海外で話題になるほどの完敗で、リング上で号泣した那須川だが、記事ではインスタグラムのメッセージを紹介した。
「プロのキックボクシングの世界で無敗のナスカワは人生に一度のチャンスとメイウェザーに感謝した。そして、格闘技界で飛躍を誓い、ファンにサポートを呼びかけたのだ」とインスタグラムでのメッセージを評価している。
ボクシング界の帝王相手に「舐めていたのは僕自身」と素直に猛省した那須川。失敗を潔く認め、さらなる高みを目指すその姿勢は海外メディアからも「品格あり」と評価されていた。
(THE ANSWER編集部)