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那須川天心、749文字の“敗戦の弁”を海外メディア称賛「品格溢れるメッセージ」

キックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)が格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で行われたボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)とのエキシビジョンマッチで1回2分19秒でTKO負けを喫した。試合から一夜明けた1日、インスタグラムで長文の英語と日本語で胸の内を吐露したが、海外メディアは「残酷な敗戦後の品格溢れるメッセージ」と評価している。

メイウェザー(右)に敗れた那須川【写真:Getty Images】
メイウェザー(右)に敗れた那須川【写真:Getty Images】

那須川が英語と日本語でつづった“敗戦の弁”に海外メディアが注目

 キックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)が格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で行われたボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)とのエキシビジョンマッチで1回2分19秒でTKO負けを喫した。試合から一夜明けた1日、インスタグラムで長文の英語と日本語で胸の内を吐露したが、海外メディアは「残酷な敗戦後の品格溢れるメッセージ」と評価している。


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 大晦日のリングで繰り広げられたメイウェザー劇場は全世界で話題を呼んだ。5キロ以上の体重差に、キック禁止ルールなど不利の多かった試合形式だったが、白い歯をのぞかせた笑顔のメイウェザーに完敗。139秒でタオルが投げ込まれた。

 そして、気持ちの整理をつけたのか。天才キックボクサーはインスタグラムを更新した。

「僕は格闘界に大きな夢を見て頑張って来ました。空手、キックボクシング、MMA(総合格闘技)そしてボクシング。この試合の話が来た時、メイウェザー選手と戦うチャンスはもう絶対巡ってこないから今しかないと思ったし、階級も違う、やって来たことも違うとは思いましたが、僕自身も逃げずにやらなくてはならないと思い試合を受けました」

 ボクシング界のスーパースターと対峙できる千載一遇の機会をこう振り返った那須川は「結果は倒されてしまいましたが、後悔はないです。もっと出来ると思った自分が情けないし、悔しかったですが、現実を受け入れて、またチャンスがあれば何事にも逃げずに挑戦したいと思います。色々ありましたがメイウェザー選手は本当に凄く強かったです。舐めていたのは僕自身でした。僕も必ずそこの域に行きます!」と記し、メイウェザーへの敬意を改めて表明した。

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