フィギュアNHK杯、表彰式に現れた女性に「おお~っ!」会場がどよめき 優勝・鍵山優真も思わず拍手
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は9日、東京・代々木第一体育館で男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真が合計300.09点で優勝した。表彰式で登場したプレゼンターに会場が「おお~っ」とどよめく場面があり、表彰台の鍵山らも思わず拍手で迎えた。
GPシリーズ第4戦・NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は9日、東京・代々木第一体育館で男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真が合計300.09点で優勝した。表彰式で登場したプレゼンターに会場が「おお~っ」とどよめく場面があり、表彰台の鍵山らも思わず拍手で迎えた。
鍵山の優勝となった男子シングル。その表彰式で会場が沸くワンシーンがあった。
プレゼンターとしてアナウンスされて登場したのは宮原知子さん。「ミス・パーフェクト」の異名を取り、全日本選手権4連覇、2018年平昌五輪4位入賞など輝かしい成績を残した。NHK杯にも優勝1度を含め、6度出場している。現在は日本スケート連盟の理事を務め、紺のブレザーを羽織って登場した。
会場は「おお~っ」とどよめき、表彰台の鍵山らにも拍手で迎えられた。選手たちにメダルをかけ、仕事を全う。前日には女子ショートプログラムのNHK中継で、解説者デビューを果たしたことでも話題になっていた宮原さん。現役引退してもなお、かつて銀盤を彩った希代の名スケーターの存在は、ファンの心に焼き付いている。
NHK杯はこの後、最終種目の女子フリーが行われる。