佐々木朗希に死球を受けたWBC選手が期待 メジャー挑戦は「楽しみ。すぐにトップの投手になる」
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」が9日、愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われる。チェコのウィリー・エスカラ外野手が試合前に取材対応。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で死球を受けた佐々木朗希投手が米大リーグ移籍の手続きを始めることが発表されたことを受け、「楽しみだよ。すぐにトップの投手になる」とエールを送った。
侍ジャパンと強化試合
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」が9日、愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われる。チェコのウィリー・エスカラ外野手が試合前に取材対応。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で死球を受けた佐々木朗希投手が米大リーグ移籍の手続きを始めることが発表されたことを受け、「楽しみだよ。すぐにトップの投手になる」とエールを送った。
ロッテは9日、佐々木のポスティングによる米大リーグ移籍手続きを始めることを発表。バンテリンドームのグラウンドに笑顔で姿を現したエスカラは、ウォームアップ前に気さくに取材に応じた。「ちょうどここに来るバスの中で読んだよ!」と“戦友”の一報を知ったという。
「彼がメジャーを目指していたのは知っていたし、彼は準備ができていると思う。彼にとってとてもクールなことだね。彼は活躍することはわかっているし、彼がメジャーでプレーするところを見るのが楽しみだよ」
自身は現在、米独立リーグ「アメリカン・アソシエーション」のミルウォーキー・ミルクメンに所属。米国で戦っており「彼はそのままで大丈夫だ。WBCでも非常に良かったのを僕たちは見ている。素晴らしい球種を持ち、コントロールがいいのも間違いない。すぐにトップクラスの投手になると思うよ」と活躍に太鼓判を押した。
エスカラはWBCの日本戦で佐々木の162キロ速球を足に受けた。問題なしをアピールするかのようにダッシュをしてみて、観客の拍手を浴びた。後日、佐々木がロッテのお菓子を持ってお詫びに出向き、記念撮影したことでも話題になった。
この日はわざわざ謝罪に訪れたことについて「とても驚いたよ。ただの野球のプレーの一つだったから」と回顧。「それなのに彼はわざわざお菓子を持参して謝罪してくれた。彼の振る舞いに多くの人が感動したんだと思う。僕自身も感動したよ。彼が時間を作ってそれをしたのはとてもクールなことだった。素晴らしい経験だったよ」と振り返った。
バンテリンドームは試合2時間以上前からファンが集結。客席を見回したWBC戦士は「完売だと聞いているよ。とてもワクワクしている。満員の観客の前でプレーできるのは素晴らしいだろうね」と目を輝かせた。前日練習のシート打撃で逆方向に鋭い打球を連発。「状態はバッチリだ」と頷いた。
(THE ANSWER編集部)