男女トップ3日本勢独占で珍事 会見5分の“早期終了”「本当によろしいでしょうか?」 快挙ゆえの理由
総合でもトップ3独占へ、壷井「カギは僕にかかっているなと」
▼男子シングル
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――今日の演技を振り返って。
鍵山「今日の演技は、いい意味で最初から最後まで練習通りできて非常によかった。こっちに入ってからコンディションのいい状態で練習ができ、氷の状態はいつも練習しているところとは違うが、それでもいつも通りの練習ができ、そのまま本番で出すことができて嬉しい」
三浦「できることを尽くしたし、全部出しきれた。練習があまり良くなく、不安が大きかったが、割り切ってリラックスして本番に臨めて凄くよかった」
壷井「4回転1本という構成だったが、自分ができることはすべて出し切れた。ショート終わって3位に入れると思っていなかった。今はびっくりしている」
――三浦は初の100点超え。SPの100点というのはどういう意味があるか。
「ものすごく厚い壁。99点は出るが、100点となると全要素で決めるだけじゃなく、加点をもぎ取って行かないと届かない。それを鍵山選手、イリア選手、トップの選手は当たり前のようにGOEを積み重ねていく。自分は特にスピンやステップの部分で苦しめられていたけれど、今日は超えられてよかった」
――スケートカナダで、日本勢女子が表彰台を独占した。今日のトップ3独占を受けてどう感じるか。
鍵山「この結果は皆がそれぞれやるべきことを出しきった結果。たっちゃん(壷井)からいい流れを作ってくれて、僕たちもパワーをもらえた。三浦選手からも『流れ作ってよ』と言われたので、僕も頑張ろうと思ってやれました。明日に関しても、皆が100%を尽くして、その結果カナダみたいな表彰台独占が出来たらすごく嬉しい」
三浦「彼(鍵山)は当たり前のように(表彰台に)存在すると思うので、一旦置いておいて。ショートで貯金は作れたと思うんですけど、油断をすると痛い目に合う。明日は明日、今日は今日でいったん忘れて、明日はフリーを一から集中し直して、ベストパフォーマンスできるように。明日もこうしてプレスカンファレンスに生き残れることを祈っています」
壷井「僕を除いて2人はショートの貯金があるのでいったん置いておいて(笑)。日本勢独占のカギは僕にかかっているなという気持ちが凄くあるので、ショート自分の中ではいい演技できましたけど、フリーはまた別の試合が始まると思って、自分ができることを頑張っていきたい」