日本の野球用具店に連日殺到したチェコ代表が絶賛「何と言っても軽い」 母国にないサービス活用
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」が9日から愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われる。8日は日本代表「侍ジャパン」とチェコ代表が会場でそれぞれ練習を行った。練習後のチェコ選手たちは連れ立って、隣接するイオンモールの野球用具専門店に殺到。一時は店内が約20人の屈強な男たちに“ジャック”される珍事となった。
店員も驚き「みんな道具が好きですね…」
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」が9日から愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われる。8日は日本代表「侍ジャパン」とチェコ代表が会場でそれぞれ練習を行った。練習後のチェコ選手たちは連れ立って、隣接するイオンモールの野球用具専門店に殺到。一時は店内が約20人の屈強な男たちに“ジャック”される珍事となった。
チェコ代表のウェアに身を包んだ選手たちは練習を終えると、バンテリンドームに隣接するイオンモール3階の野球用具専門店「ベースボールフィールド・トゥ・フューチャー」に殺到した。店内に並ぶグラブやバット、ウェアを思い思いに手に取り、次々にお買い上げ。同店のスタッフは「みんな道具が好きですね……」と驚く。店内に用意されたバットの試打コーナーで力強いスイングを見せる選手もいた。
32歳のベテラン、アルノシュト・ドゥボビー外野手はスパイクを念入りにチェック。「何と言っても軽いんだよ」と、何度も試し履きを重ねてゼット社製のものを購入していた。さらにつま先の破れを防ぐためのカバーも購入。こうした小物はチェコではなかなか手に入らないのだという。
実は7日にも選手は連れだって店を訪れており、ダビド・クジェチェク投手はデザインが気に入ったソフトボール用のグラブを購入。練習でさっそく使っていた。この日も日本製のグラブを複数購入する選手がいた。
関係者によると、野球用具を輸入に頼るチェコでは取扱店舗もまだまだ少なく、用品が全体に高価なのだという。この日はグラブの紐の交換を頼む選手もおり、かゆい所にまで手が届く母国にないサービスも日本ならでは。大会期間中は、選手たちの訪問が続きそうだ。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)