小林陵侑、“ジャンプの祭典”完全Vに前進 ライバル国HC絶賛「現時点で最高の選手」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、恒例のジャンプ週間第2戦(ドイツ)となるW杯第9戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が合計266.6点をマークし、ジャンプ週間2連勝。自身初のW杯3連勝を飾った。今季、通算ともW杯6勝目。1997~98シーズンの船木和喜(フィット)以来の総合優勝に大きく近づき、さらには史上3人目の完全優勝(4戦全勝)にも一歩前進。“日の丸飛行隊”の新エースに、地元ドイツメディアも拍手を送っている。
ジャンプの祭典で連勝の小林を地元メディア称賛
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、恒例のジャンプ週間第2戦(ドイツ)となるW杯第9戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が合計266.6点をマークし、ジャンプ週間2連勝。自身初のW杯3連勝を飾った。今季、通算ともW杯6勝目。1997~98シーズンの船木和喜(フィット)以来の総合優勝に大きく近づき、さらには史上3人目の完全優勝(4戦全勝)にも一歩前進。“日の丸飛行隊”の新エースに、地元ドイツメディアも拍手を送っている。
超満員2万1000人の観衆の前で、「リョウユウ・コバヤシ」が力強く連勝を飾った。元日恒例のガルミッシュ・パルテンキルヒェン大会。1回目に136.5メートルで首位に立ち、2回目も133メートルでリードを守りきった。
現地ドイツメディアも、地元勢を抑えてジャンプ週間で首位に立つ小林を大いに称えている。「Der Spiegel」は「コバヤシvsアイゼンビヒラー 一騎打ち」の見出しで報道。折り返しの2戦を終えて、小林と2位につけるマルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ)との差はわずが2.3点で、一騎打ちの様相を呈していることを伝えているが、小林有利と指摘している。
「今季すい星のごとく現れたコバヤシの有利な点は、(これまでの)結果が物語っている。ジャンプ週間最初の2戦を最終的には制し、W杯総合得点でも独走。追われる立場にあるが、ここまではその役割に上手く立ち回ってきている」