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河村勇輝が「リーグ最高級の守備」と評価 横浜BC主将・森井健太が1か月ぶり復帰戦で浴びた大歓声

バスケットボールの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」は6日、第7節が行われ、横浜ビー・コルセアーズは本拠地でアルバルク東京に77-80で惜敗した。主将のPG森井健太が右ハムストリングの肉離れから1か月ぶりに復帰。4703人の観客から大声援を浴びた。NBA入りした元同僚の河村勇輝から「リーグ最高級のディフェンダー」と評される29歳。短い時間ながら存在感を発揮した。

1か月ぶりに復帰した横浜BC・森井健太【写真:B.LEAGUE】
1か月ぶりに復帰した横浜BC・森井健太【写真:B.LEAGUE】

りそなグループ B.LEAGUE 2024-25

 バスケットボールの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」は6日、第7節が行われ、横浜ビー・コルセアーズは本拠地でアルバルク東京に77-80で惜敗した。主将のPG森井健太が右ハムストリングの肉離れから1か月ぶりに復帰。4703人の観客から大声援を浴びた。NBA入りした元同僚の河村勇輝から「リーグ最高級のディフェンダー」と評される29歳。短い時間ながら存在感を発揮した。

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 頼りになる主将が帰ってきた。第1クォーター残り5分36秒。森井がコートに登場すると、本拠地の観客が一際大きな声援で出迎えた。10月6日、開幕2戦目の敵地・仙台戦で右ハムストリングを肉離れし無念の離脱。「僕自身ホームでは今季初のゲーム。本当に沢山の方々が待たれていたと思うし、元気や力をもらった瞬間だった」。歓声に応えようと、1か月ぶりの復帰戦でコート全体を駆け回った。

 試合形式の練習はほとんどできておらず、「ほぼぶっつけ本番」。全治5~6週間の診断だったが、「沢山の人たちのおかげで早く復帰できた」と感謝する。守備では豊富な運動量で圧力をかけ続け、攻撃では素早いパスで大庭岳輝の3ポイントシュートをアシストした。11分41秒の出場で5得点、3アシスト、1リバウンド。「ディフェンスの強度やテンポ感はある程度強弱を与えられた」と頷く。

 今季から就任したラッシ・トゥオビ監督も「リズムを変えられる推進者であり、リーグ最高級のディフェンダー。ボールもプッシュするし、どんなコーチでも欲しい選手」と称えた。「彼のスピードとリズムが私たちに別のギアを与えてくれる」と主将の存在感を強調。加えて「リーグ最高級のディフェンダー」という評価は、米グリズリーズに移籍した河村から今夏に聞いたものだとも明かした。

 練習で常に対峙してきた元同僚からの評価。森井も「世界最高峰のリーグで頑張っている選手と、僕は4シーズンの間マッチアップしてきた。国内で誰よりも凄い選手と僕はマッチアップしてきたので、ディフェンスの部分は僕も自信がある」と後輩と切磋琢磨してきた時間に感謝する。「米国で頑張っている姿を見て、僕ももっと頑張らなきゃという思いもある」。刺激を胸に、さらなる活躍を誓った。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)


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