「伝説の新馬戦が生まれたか」 JBC優勝で3頭目、当時の1着は世界最強馬「一緒だったの」X話題
地方ダート競馬の祭典・JBC2024は4日、佐賀競馬場と北海道・門別競馬場で各種競走が行われ、Jpn1・JBCクラシック(ダート2000メートル)では1番人気のウィルソンテソーロ(牡5・小手川、父キタサンブラック)が直線で抜け出し、2着馬に4馬身差をつける圧勝でG1級レース初制覇を飾った。ネット上のファンは祝福する一方で、新たな「伝説の新馬戦」が誕生したことに注目。「デビュー戦一緒だったのか!」「キタサンブラック産駒の両者が後にG1取るんだから面白い」といった声が上がっている。
JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ
地方ダート競馬の祭典・JBC2024は4日、佐賀競馬場と北海道・門別競馬場で各種競走が行われ、Jpn1・JBCクラシック(ダート2000メートル)では1番人気のウィルソンテソーロ(牡5・小手川、父キタサンブラック)が直線で抜け出し、2着馬に4馬身差をつける圧勝でG1級レース初制覇を飾った。ネット上のファンは祝福する一方で、新たな「伝説の新馬戦」が誕生したことに注目。「デビュー戦一緒だったのか!」「キタサンブラック産駒の両者が後にG1取るんだから面白い」といった声が上がっている。
スタート直後に先団を見る形のインに潜り込んだウィルソンテソーロ。3角過ぎから鞍上の川田将雅は手綱をしごき、4コーナー手前で早々と先頭に立つと最後の直線は独走。外から追い上げてきたメイショウハリオを寄せ付けず、歓喜のゴールとなった。この結果にネット上では「また伝説の新馬戦が生まれたか」といった声が広がった。
2021年8月28日、新潟競馬場で行われた新馬戦に出走したウィルソンテソーロは6着に敗れた。この時、1秒9も差をつけて1着となったのが、後にジャパンカップなどG1レースを6勝し「世界最強」の名をほしいままにしたイクイノックス。また、3着には同年のG1阪神ジュベナイルフィリーズを制したサークルオブライフも入っており、ウィルソンテソーロのJBCクラシック制覇で同レースから3頭のG1級ホースが誕生した形となった。なお、4着にはG2スプリングS3着があるサトノヘリオス、9着には今年のG3新潟大賞典、七夕賞と連続2着のキングズパレスもいた。
これにはファンから「イクイノックス君が2着の馬に6馬身差をつけた新馬戦から、またG1馬が出たぞ」「イクイノックスとウィルソンテソーロってデビュー戦一緒だったのか!」「イクイノックスにサークルオブライフにウィルソンテソーロがいた新馬戦…ひええ…」「伝説の新馬戦じゃないですか…」など、感慨深げな声も上がっていた。
近年のJRAでの「伝説の新馬戦」として有名なのは、2008年10月26日に京都競馬場で行われたレース。勝ち馬のアンライバルドは翌年のG1皐月賞を制し、2着のリーチザクラウンはG1日本ダービー2着のほかに重賞2勝、3着ブエナビスタは桜花賞、オークスの2冠やジャパンカップなどG1を6勝、4着スリーロールスはG1菊花賞制覇、5着エーシンビートロンも地方交流重賞を勝つなど、ハイレベルの一戦だった。
(THE ANSWER編集部)