ダート競馬の祭典・JBC2024

　地方ダート競馬の祭典・JBC2024は4日、佐賀競馬場と北海道・門別競馬場で各種競走が行われた。Jpn1・JBCクラシック（ダート2000メートル）などの舞台となった佐賀競馬場には多数のファンが詰めかけ、大盛況。場内の様子をとらえた写真などはネット上に拡散され、ファンから「見たことないレベルで人が入ってる」「人多すぎて電波悪い」といった声が上がっている。

　毎年、地方競馬場による持ち回りで開催されるJBC。今年の会場となった佐賀競馬場で行われてきたJRAとの地方交流競走は、佐賀記念とサマーチャンピオンの2レースがJpn3の格付けで最高だっただけに、初のG1級レースの開催にファンの熱気は早くから高まっていた。第1レースが行われた午後0時半ごろには、場内の至るところで人だかり。さまざまな写真が拡散し、Xでも「佐賀競馬場」がトレンド入りしたほどだった。

　現地ファンからは「人多すぎて笑うしか無いw」「佐賀競馬場、すでにめちゃくちゃ人が多くてドコモの電波は状態悪いです」「暑すぎるし佐賀競馬場見たことないレベルで人入ってるわ」「佐賀競馬場に人こんなにいるの初めてだ」「佐賀競馬場ってこんなに人入るんや」「屋台とかもいつもはガラッガラで店主さんも暇持て余してたのに、今行列が何列もでててすごく忙しそう」といった驚きの声が広がっていた。

　今はネットでも勝馬投票券が購入できる時代。現地に行かなくても競馬は楽しめるが「佐賀競馬場にこれだけの人が入る。ネット購入全盛期のこの時代ですら。この時点で大成功じゃないか」といったJBCの意義を示す声も上がっている。