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菅野智之の去就にMLB公式が注目 「プロフィールが似ている」となぞらえた通算203勝の大投手とは

米大リーグはドジャースの4年ぶりとなるワールドシリーズ制覇で今季の幕を閉じ、ストーブリーグに突入した。大物選手たちの動向が注目される中、MLB公式サイトは「MLBに向かう次世代の才能ある選手」を特集し、日本で通算136勝を挙げる35歳右腕に注目。「素晴らしいコントロールで知られる」「ヒロキ・クロダに似ている」など、高い評価を下している。

巨人の菅野智之【写真:産経新聞社】
巨人の菅野智之【写真:産経新聞社】

MLB公式が特集

 米大リーグはドジャースの4年ぶりとなるワールドシリーズ制覇で今季の幕を閉じ、ストーブリーグに突入した。大物選手たちの動向が注目される中、MLB公式サイトは「MLBに向かう次世代の才能ある選手」を特集し、日本で通算136勝を挙げる35歳右腕に注目。「素晴らしいコントロールで知られる」「ヒロキ・クロダに似ている」など、高い評価を下している。

 今季はドジャースの山本由伸投手、カブスの今永昇太投手がMLB1年目で大活躍。パドレスの松井裕樹投手もポストシーズンの戦いを経験するなど、改めて日本人投手の質の高さを証明した。今や日本球界は優秀な投手の宝庫とされており、MLB球団の注目度も高まっている。

 そんな中、MLB公式サイトは「MLBへ向かう日本と韓国の次世代の才能ある選手」との見出しで特集記事を掲載。その1人として、巨人の菅野智之投手の名前を挙げた。「2020-2021年のオフシーズン中にジャイアンツが長年の球団の伝統を破り、スガノをMLBチームにポスティングしたため、彼はMLBに移籍する寸前だった。スガノは1月の契約期限前に渡米し、北米への移籍に誠意を見せたが、結局合意には至らなかった」と4年前の交渉を振り返ったうえで、こう続けた。

「現在35歳のスガノは、再び挑戦する準備ができている。彼は海外フリーエージェントになるのに十分な在籍期間を積んでいる。そのためポスティング期間内ではなく、オフシーズンを通して選択肢を追求することができる」

 菅野は今季、15勝3敗で最多勝と最優秀勝率のタイトルを獲得。チームのリーグ優勝の原動力となった。記事では「スガノは素晴らしいコントロールで知られており、今年の三振と四球の比率は6.94だった。彼のプロフィールは、33歳でメジャーに来て、ドジャースとヤンキースで7シーズンにわたって有効的な先発投手だったヒロキ・クロダに似ている」と、日米通算203勝の黒田博樹氏になぞらえた。

 今後について「パドレスとジャイアンツは、20年シーズン後にスガノに興味を示したチームだった。ジャイアンツは現在、異なる指導者の下にあるものの、両チームとも今オフシーズンに再び投手獲得に取り組む可能性が高い」と予測している。

 記事では菅野のほかに岡本和真内野手(巨人)、佐々木朗希投手(ロッテ)、小笠原慎之介投手(中日)にもスポットを当てている。

(THE ANSWER編集部)


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