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世界と比べたニッポン柔道女子の課題 初の女性監督・塚田真希氏「階級によってかなり差がある」

塚田新監督が吐露「やり方を模索する時間があるのかも手探り状態」

 パリ五輪の女子7階級優勝者が全員異なる国だったように世界の女子の実力は拮抗している。その中で結果を求められるのが代表監督。塚田監督も「国内選考と海外選手対策、いろいろなやり方を模索する時間があるのかも手探り状態」と苦悩を吐露した。

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 パリ五輪代表が出場していない今回は、ロス五輪に向けて新戦力の台頭が期待される大会。78キロ級で復活優勝した16年リオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(29=ALSOK)らベテラン勢を「勝ち切るという意味では年齢は関係ない」と評価したが、世代交代が進まない階級があるのも事実だ。

 今後はパリ五輪組も加わって、来年の世界選手権、さらに4年後のロス五輪に向けての競争が始まる。「バランスをとりながら、選んでいきたい」と選考だけでなく、海外対策も考えながら話した。12月のグランドスラム東京は新監督にとって初の国際大会。「今回代表に選ばれた選手は1か月、(海外勢対策を)しっかりと練ってほしい」と期待を込めて話した。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)


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荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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