ついに出たジャッジWS1号「眠れる巨人が目を覚ました!」 打率.133からの復調弾に米放送席興奮
米大リーグのヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地ニューヨークでドジャースとのワールドシリーズ(WS)第5戦を戦い、主砲アーロン・ジャッジ外野手が初回に今シリーズ初本塁打となる先制2ランを放った。これに大興奮なのが米放送席。「眠れる巨人が目を覚ました」とのセリフまで飛び出した。
ワールドシリーズ第5戦
米大リーグのヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地ニューヨークでドジャースとのワールドシリーズ(WS)第5戦を戦い、主砲アーロン・ジャッジ外野手が初回に今シリーズ初本塁打となる先制2ランを放った。これに大興奮なのが米放送席。「眠れる巨人が目を覚ました」とのセリフまで飛び出した。
「3番・中堅」で先発したジャッジは初回、1死一塁で打席に立つと、ドジャース先発フラハティの初球を逆方向へはじき返した。ぐんぐん伸びた打球は右翼スタンドに飛び込み、場内は大歓声。生還したジャッジも興奮気味に、ベンチにできた選手の輪の中を駆け抜けた。
ついに飛び出したWS1号に興奮気味なのが、中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の放送席だ。解説を務めた通算213勝154セーブの殿堂入り右腕ジョン・スモルツ氏が「初球で今日のジャッジの状態が分かるでしょう」と口にしたとたんの一撃だった。
実況のジョー・デービス氏は「速球を逆方向へ……眠れる巨人が目を覚ました!」と興奮気味に言葉をつなぎ、スモルツ氏は「フラハティはサプライズで速球を投げたものの、ジャッジは準備万端でした。ファンもチームもこの偉大な選手が解き放たれるのを待ち望んでいました」とフラハティの入り方を、ジャッジは読んでいたと言わんばかりのコメントを残した。
ジャッジは今季のポストシーズンは調子がなかなか上がらず、特にWSでは第4戦まで15打数2安打、打率.133という状態だった。
(THE ANSWER編集部)