NYファン憤怒「不可解だ」「ダメな野球チーム」 ヤンキース23歳の凡ミスに辛辣な声→その後汚名返上
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第4戦が29日(日本時間30日)にニューヨークで行われた。ヤンキースは3連敗で後がなくなった試合。2点を先制され苦しい展開の中、序盤に23歳のアンソニー・ボルペ内野手が痛い走塁ミス。米ファンからは「ダメな野球チームだ」「不可解だ」といった辛辣な声が上がっている。
ワールドシリーズ第4戦
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第4戦が29日(日本時間30日)にニューヨークで行われた。ヤンキースは3連敗で後がなくなった試合。2点を先制され苦しい展開の中、序盤に23歳のアンソニー・ボルペ内野手が痛い走塁ミス。米ファンからは「ダメな野球チームだ」「不可解だ」といった辛辣な声が上がっている。
2点を追う2回、1死から四球で出塁したボルペは続くウェルズの打席で二盗に成功し、チャンスを広げた。そしてウェルズは中堅手のキケ・ヘルナンデスの頭上を襲うフェンス直撃の大飛球。1点は確実と思われたが、ボルペは二、三塁間でハーフウェイをとりながらも二塁近くまで戻るという動き。再びスタートを切ったが、本塁まで戻ってくることができなかった。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」公式Xは「オースティン・ウェルズがフェンス直撃の二塁打を放ち、アンソニー・ボルピーは二塁から得点できず」とつづって動画を公開。米ファンからは「ブーンが率いる典型的なヤンキースだ」「ショッキングだ」「これがダメな野球チームだ」「不可解だ。ベースランニング初日なのか」「どうして半分も進んでないんだ」「ウェルズは三塁打を打たないといけなかったのか」「彼らはベースランニングの仕方を知らない。何も新しい事実はない」と凡ミスに辛辣なコメントが並んだ。
この後、9番バードゥーゴの一ゴロの間にボルペは生還し、無得点という最悪の事態は免れた。それでもボルペは3回2死満塁の場面で、ドジャース右腕ハドソンから左越えグランドスラムを放って、一気に汚名返上。今度はヤンキースファンを喜ばせた。
(THE ANSWER編集部)