モラントとの交流に米記者が注目

　米プロバスケットボール（NBA）・グリズリーズの河村勇輝は28日（日本時間29日）、本拠地ブルズ戦にベンチ入りしたが出場はなかった。チームは123-126で敗戦。26日（同27日）には今季の本拠地開幕戦に途中出場で2分4秒プレー。試合後にエースのジャ・モラントととっていた行動に米記者が注目している。

　今季の本拠地開幕戦では、試合中に「We Want Yuki！（ユウキを出せ）」の大合唱が会場に響くなど、期待を一身に受けた河村。試合では初得点はならなかった。試合後、選手が一列に並んでハイタッチしていく場面で、モラントは河村にハグ。印象的なシーンだった。

　米テネシー州地元紙「ザ・デイリー・メンフィアン」のグリズリーズ番ドリュー・ヒル記者が自身のXで実際の映像を公開。試合後に、河村本人にこの場面について聞くと、「特別な瞬間」「ジャは親友だ」などと話していたと伝えた。

　開幕前から仲の良さが米メディアで報じられていた河村とモラント。投稿には、米ファンから「この友情の虜になるなんて予想しなかったよ」「親友なのね」「雰囲気が最高だな」「この2人ね」などの声が上げられている。