アジアの平野VS世界の丁寧、「女王対決」に集まる注目「ファンタスティックな激突」
卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は3日、女子シングルス準決勝で世界ランキング8位・平野美宇(エリートアカデミー)がリオデジャネイロ五輪金メダルで同1位・丁寧(中国)と対戦する。2日の準々決勝で日本勢48年ぶりのメダルを確定させたアジア女王と世界女王の“再戦”が大注目を集めている。国際卓球連盟(ITTF)公式サイトが「ファンタスティックな激突」と伝えた。
名勝負再び…平野がアジア選手権で撃破の世界1位と事実上の決勝戦、ITTF大注目
卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は3日、女子シングルス準決勝で世界ランキング8位・平野美宇(エリートアカデミー)がリオデジャネイロ五輪金メダルで同1位・丁寧(中国)と対戦する。2日の準々決勝で日本勢48年ぶりのメダルを確定させたアジア女王と世界女王の“再戦”が大注目を集めている。国際卓球連盟(ITTF)公式サイトが「ファンタスティックな激突」と伝えた。
今大会最大の注目カードが、ついにセミファイナルで実現した。記事では「ファンタスティックな激突」と表現し、平野と丁寧の「女王対決」を煽った。
「ミウ・ヒラノは4月の対戦では凌駕している。1969年以来となる日本の女子シングルスでのメダルをすでに確保しているが、トップシードの丁寧には世界選手権王座を守る使命がある。4強決戦は総力戦になるだろう」
平野は4月に中国で行われたアジア選手権準々決勝、中国の絶対女王を3-11、12-14、11-9、16-14、12-10で圧巻の逆転勝利を飾った。歴史的な大金星で勢いに乗ると、準決勝で2位・朱雨玲、決勝で5位・陳夢を撃破。中国のトップランカーをなで斬りにし、史上最年少のアジア女王に上り詰めた17歳は「マーベラス・ミウ」という異名を冠せられた。