ワールドシリーズ

　米大リーグ・ドジャースは26日（日本時間27日）、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ（WS）第2戦を4-2で制し、2勝0敗とした。先発した山本由伸投手は6回1/3を投げ、1安打4奪三振1失点でWS初登板初勝利。同僚のMVP男たちも投球を称賛した。

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　山本は0-0の初回1死二塁、今季58本塁打のジャッジを低めスライダーで空振り三振。1-0の3回には、ソトに右越え同点ソロを浴びたが、被安打はこれだけだった。ジャッジの第3打席でも空振り三振で雄叫び。強力打線をねじ伏せ、7回途中の降板時にはスタンディングオベーションを受ける快投だった。

　試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式Xはグラウンド上でムーキー・ベッツがインタビューに応える動画を公開。山本について「アイツは最高だよ。シーズンを通じて素晴らしいし、デビューからここまでの歩みを誇りに思う。最高の男だよ」とメジャー1年目での堂々とした投球ぶりに舌を巻いた。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xは、フレディ・フリーマンが試合後の番組に出演した動画を投稿。2戦連続で先発が力投し、「素晴らしいよ」と称賛した。山本について「初回から調子がいいのは見てわかった。数か月前にニューヨークで見た時のようにね」と、6月の同カードで7回2安打7奪三振、無失点で抑えた快投と重ねていた。

　第3戦は舞台をニューヨークに移して28日（同29日）に行われる。