大谷翔平をデータで振り返る ジャッジと並び全米6位、注目の指標「バレル率」とは?
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は投打にわたる活躍で新人王に輝いた。特に打者としては104試合で打率.285、22本塁打61打点の好成績で大きなインパクトを残した。MLBは公式サイトで「印象的なデビューを飾った10人の打者」を特集。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」の指標でデビューイヤーの成績を振り返っている。
MLBが「印象的なデビューを飾った10人の打者」を特集
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は投打にわたる活躍で新人王に輝いた。特に打者としては104試合で打率.285、22本塁打61打点の好成績で大きなインパクトを残した。MLBは公式サイトで「印象的なデビューを飾った10人の打者」を特集。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」の指標でデビューイヤーの成績を振り返っている。
「新人王に輝いた二刀流選手は、打者としても投手としても印象的な数字を残した」として、大谷の指標を紹介。平均的な打球速度は、条件を満たした281選手中11位(92.6マイル)、フライとライナーの打球速度は3位(97.8マイル)、打球速度が95マイル以上のハードヒット率は10位(50.2%)であることを伝えている。
さらに「バレル率では(アーロン・)ジャッジと(J.D.)マルティネスに並ぶ6位の数値を記録した」とも紹介。バレル率とはスタットキャストが導入した「バレル」という打球の優劣を判断する指標。理想の打球速度、角度で打つことで安打性(本塁打含む)の打球に最もなりやすい打球のことで、注目されている指標の一つだ。
また走力においても、メジャーの平均秒速27フィートに対して秒速28.4フィートものスプリントスピードを記録したという。
大谷がすべてにおいて高い水準にあることを、数字の面でも証明している。
(THE ANSWER編集部)