逆転負けヤンキースの采配に球団OB疑問「こんな負け方…ショックだ」 投手起用に「なぜこの状況で?」
米大リーグのワールドシリーズ(WS)が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで開幕し、ドジャースがヤンキースに延長10回、6-3で逆転勝利した。フリーマンの満塁弾で決着。ヤンキースのOBは勝負所での指揮官の采配に疑問を呈している。
ワールドシリーズ第1戦
米大リーグのワールドシリーズ(WS)が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで開幕し、ドジャースがヤンキースに延長10回、6-3で逆転勝利した。フリーマンの満塁弾で決着。ヤンキースのOBは勝負所での指揮官の采配に疑問を呈している。
3-2とヤンキースがリードした延長10回2死二、三塁。ブーン監督はこの回から登板した変則左腕コルテスと対峙したベッツを申告敬遠。満塁とし、フリーマンとの勝負に出た。しかし、初球を完璧に捉えられ、逆転弾で決着。劇的な敗戦を喫した。
米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」公式Xは地元の試合中継後番組の動画を公開。現役時代にヤンキースなどでプレーし、ゲストとして出演したジョン・フラハティ氏は「ヤンキースがこんな負け方をするなんて、なんというショックだ。直ちにブーンに疑問を呈さなければいけない」と語った。
フラハティ氏は、「ネスター・コルテスはメジャーリーグで1か月以上投げてなかった」と、9月18日(同19日)ぶりの登板だったことを指摘。「オオタニが彼に対して12打数2安打なのは知っているが、なぜこの状況で彼を選んだんだ」と首を傾げていた。
同局のアナリストのジャック・カリー氏も同調。「これは試合後だから言っているのではなく、登板した時に我々が思っていたことだ」とし、「なぜなら、ティム・ヒルがポストシーズン(PS)で左打者の難敵になっていたからだ」と指摘。今季PSで7試合に登板し、5回2/3回を1失点、防御率1.59と好投している左腕ヒルがブルペンにいたことも、コルテス起用への疑問に拍車をかけていたようだ。
(THE ANSWER編集部)