「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命は中日のドラフト4位で石伊雄太捕手、ロッテのドラフト6位で立松由宇内野手が指名を受けた。アマ野球ファンの間でも指名を期待された山田健太内野手は、立大時代に続く指名漏れとなった。

　大阪桐蔭高時代には、根尾昂（中日）、藤原恭太（ロッテ）、横川凱（巨人）らと共に、春夏連覇を達成した“桐蔭黄金世代”のメンバー。進学した東京六大学の立大でも強打の大型セカンドとして活躍したが、2022年ドラフト会議ではまさかの指名漏れ。アマチュア球界では知名度が高く、上位指名も予想されただけに、当時は驚きをもって捉えられていた。

　立大卒業後に門をたたいた社会人野球の名門・日本生命では、よりひたむきに努力を重ねた。1年目からレギュラーを奪取し、都市対抗野球と日本選手権に出場。攻守ともにレベルアップを目指してきた。しかし今夏の都市対抗1回戦では、日本通運を相手に3打数0安打。チームも1-2で敗れるなど、全国の舞台でアピールできなかった。

　会見場には姿を見せなかった山田だが、チーム広報によると、通常の練習を行っていたという。山田と共に日本生命へ同期入社した石伊は「同期をはじめ、先輩、後輩がいた中で成長できた部分がたくさんあるので、そこは感謝の気持ちで一杯です」と、切磋琢磨してきたチームメイトに謝意を述べていた。