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WSはドジャースが第7戦で制覇と米記者が予想 大谷翔平への“不安”は一蹴「すぐに修正した」

米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。MLB公式サイトでは、両チームのポジション別の戦力比較を公開。指名打者部門では、リーグ優勝決定戦でMVPに輝いたヤンキースの大砲を差し置いて、大谷翔平投手の優位を明らかにしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

各ポジションの戦力を比較

 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。MLB公式サイトでは、両チームのポジション別の戦力比較を公開。指名打者部門では、リーグ優勝決定戦でMVPに輝いたヤンキースの大砲を差し置いて、大谷翔平投手の優位を明らかにしている。

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 MLB公式のアンソニー・カストロヴィンス記者は、「ヤンキース対ドジャースのポジションごとの分析」という見出しで、各ポジションで起用されている選手の成績などを加味して、両チームの戦力を比較した記事を公開している。

 指名打者部門では、ア・リーグの優勝決定シリーズで2試合連続本塁打を放ち、シリーズMVPを獲得したヤンキースのジャンカルロ・スタントンを称賛しながらも、「しかし、もし私がショウヘイ・オオタニよりもスタントンを選んだら、私は野球の刑務所に放り込まれ、ピンストライプの囚人服を着ることを強いられるだろう」と、大谷に軍配をあげている。

 ポストシーズンに入って、一時不調がささやかれた事については「オオタニが責任を果たしていないわけではない。MLB初の50-50の選手であるオオタニが数日ホームランを打たず、しばらくの間走者なしの場面で打たなかったとの理由で『オオタニはどうしたんだ?』という議論があるのはかわいらしいものだった」と、庇った。

 続けて「だが、彼はすぐに修正し、定期的にヒットを打つようになり、得点圏に走者がいる場面では過去23打数18安打という驚異的な数字を出した」と不安を一蹴し、絶賛している。

 記事によると、ドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズで27打数11安打11打点と大暴れし、MVPに輝いたトミー・エドマンを擁する遊撃手をはじめ、6部門で優位と分析。一方のヤンキースは、今季58本塁打のアーロン・ジャッジ、同41本塁打のフアン・ソトの外野手コンビをはじめ、5部門で優位としている。

 最終的には、走塁面、守備面で優れ、今ポストシーズンの得点圏での成績で上回るドジャースの優位を予想した同記者。第7戦までもつれた末にドジャースがWSを制すると予想している。

(THE ANSWER編集部)


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