プロボクサーが試合でハイキックの愚行 相手失神で反則負けも反省なし…「永久追放か」と海外報道
プロボクサーとしてのデビュー戦に挑んだロシアの総合格闘家が、ロープ際まで追い詰められたところから“禁じ手”の足を使って反撃、ハイキックで相手をKOしてしまい物議をかもしている。自らこの場面をインスタグラムに投稿し、反則を誇るような行動を米スポーツメディア「スポーツバイブル」は「永久追放に直面している」と伝えた。
ロシアの総合格闘家を米メディアが批判
プロボクサーとしてのデビュー戦に挑んだロシアの総合格闘家が、ロープ際まで追い詰められたところから“禁じ手”の足を使って反撃、ハイキックで相手をKOしてしまい物議をかもしている。自らこの場面をインスタグラムに投稿し、反則を誇るような行動を米スポーツメディア「スポーツバイブル」は「永久追放に直面している」と伝えた。
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試合は20日、タイのプーケットで行われた。ロシアの総合格闘家イドリス・アブドゥラシドフはボクシングのデビュー戦として、フェザー級でイランのバゲル・ファラジと対戦した。4回にファラジにロープ際まで追い詰められたアブドゥラシドフは、思わずヘッドキックを繰り出しファラジを“KO”した。ファラジは失神し倒れ込んだ。
同メディアは「ボクシングデビュー戦で、相手を衝撃的なヘッドキックで倒した総合格闘家が、永久追放に直面している」という見出しでこの事件を伝えている。
失格となったアブドゥラシドフは、自らのインスタグラムにこの場面の動画を投稿。ファラジが右側頭部にキックを受けた瞬間、全身の力を失ったかのようにリングへばったり倒れ込む姿が映っている。記事は「アブドゥラシドフは反則技で自動的に失格となったが、その後ソーシャルメディアでそのことを自慢し、その事件の動画まで投稿した」と行動に批判的だ。
記事は、アブドゥラシドフがインスタグラムへの投稿に「プロボクシングにデビューした。そして永久に失格に。俺が放ったキックはマシンガンだった!」と付け加えたと伝え「アブドゥラシドフは現在、ボクシング界からの永久追放に直面しているが、ソーシャルメディア上のファンはより厳しい処罰を求める声を上げている」とした。
アブドゥラシドフは現在、総合格闘技では4勝0敗だが「ボクシングからの追放の可能性が、彼の総合格闘技のキャリアに影響するかどうかはまだ分からない」という。
(THE ANSWER編集部)