殿堂213勝右腕、大谷翔平を恐れる敵に注目 「力強さをリスペクトしないと…」ポテン安打の背景
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点。10-5で勝利したチームは、ワールドシリーズ進出を決めた。大谷は6回の第4打席では適時中前打。詰まった打球だったが、中堅前にポトリと落ち、米解説者は「彼の力強さをリスペクトしないといけないから……」とそのパワーが功を奏したと伝えた。
リーグ優勝決定シリーズ第6戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打1打点。10-5で勝利したチームは、ワールドシリーズ進出を決めた。大谷は6回の第4打席では適時中前打。詰まった打球だったが、中堅前にポトリと落ち、米解説者は「彼の力強さをリスペクトしないといけないから……」とそのパワーが功を奏したと伝えた。
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思いっきり振り抜いた。6-3で迎えた6回無死一、二塁の場面。大谷は救援右腕スタネックの高めのフォーシームを弾き返した。少し差し込まれたようで打球は中堅の前へ。深く守っていたテイラーが猛然と前進して飛び込むもあと一歩届かず、貴重な追加点をもたらす適時中前打となった。
相手の守備位置に注目したのが、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で解説を務めたジョン・スモルツ氏だ。通算213勝154セーブの殿堂入り右腕は「彼の力強さをリスペクトしないといけないから、テイラーはかなり深くに守っていた」と言及。球界屈指のパワーを誇る大谷だけに、長打を警戒せざるを得なかったと主張した。
チームは対戦成績を4勝2敗とし、2020年以来4年ぶりのリーグ優勝を果たした。24日(同25日)から始まるワールドシリーズでは、ア・リーグを制したヤンキースと対戦する。
(THE ANSWER編集部)