ジャ・モラントの配慮が話題

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズは19日（日本時間20日）、河村勇輝と2ウェイ契約を結んだと発表した。プレシーズンマッチの間には、同僚のジャ・モラントが気遣いを見せた場面も。米記者が「カメラマンの居場所を何度も聞いていた」と証言している。

　超大物選手がすでに配慮を見せていた。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のNBA担当、ケリー・イコ記者はXを更新。モラントの行動をこう証言している。

「モラントは舞台裏でユウキの最も大きなサポーターの一人だ。メンフィスのプレシーズン初戦後、モラントはカワムラがメディアから十分に取材を受けられるように、カメラマンの居場所を何度も聞いていた」

　取材陣を探す手伝いをしていたという。2020年新人王のモラントはオールスターにも2度出場。エースガードにしてNBA屈指のスター選手だ。河村の2ウェイ契約が発表されると、Xに河村の画像を投稿し、歓迎していた。河村は傘下Gリーグと両方の試合に出場可能。NBAデビューすれば日本人4人目となる。