ニューヨークの名物記者も“お手上げ”「オオタニには敵わない」 お目覚め2戦連発に諦めムード
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に先頭打者弾を放つなど3打数1安打1打点、3四球4得点の活躍で10-2の大勝に貢献した。ワールドシリーズ(WS)進出へ後がなくなったメッツの地元紙は「ショウヘイ・オオタニには敵わない」と“お手上げ”とも言えるコラムを掲載した。
リーグ優勝決定シリーズ第4戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に先頭打者弾を放つなど3打数1安打1打点、3四球4得点の活躍で10-2の大勝に貢献した。ワールドシリーズ(WS)進出へ後がなくなったメッツの地元紙は「ショウヘイ・オオタニには敵わない」と“お手上げ”とも言えるコラムを掲載した。
2試合連発となる先頭打者弾で先制点をもたらした大谷。2打席目から3連続で四球を選び、全てで生還するなど4得点でチームの大勝に貢献した。一方のメッツは本拠地で屈辱の2連敗。シリーズ1勝3敗で崖っぷちの状況となった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ミラクルメッツはいまだにショウヘイ・オオタニの謎の解決策を探している」と題するコラムを掲載。諦めムードが漂っている。
著者は名物記者のジョン・ヘイマン氏。「メッツは魔法のような楽しい10月中、大量の心とガッツ、立ち直る力を見せている。それらは全てワンダフルだ」と、まずは劇的な逆転劇を演じてきたメッツを称えつつ「しかし、今日はおそらく球史で匹敵するものがいないスキルの組み合わせを持つ1人のショウヘイ・オオタニ、率直に言うとオオタニ・ドジャースに敵わないように見えた」と続けた。
シリーズが始まった頃にはスランプだと言われていたとしつつ、「彼が今まで本当に苦戦していたとすれば、それは今明らかに終わっている」とお目覚めモードに入ったと主張。「球界の50-50男はメッツや他のみんなにとってあまりに良すぎるようだ」ともはや“お手上げ”で、「来年、彼が50-50-20(50本塁打、50盗塁、20勝)を達成しても、誰も驚かないだろう」と呆れたように絶賛した。
「オオタニは今は打撃だけに制限されているが、それで十分だった」と“一刀流”でもインパクトをもたらしたと強調。「彼らはオオタニを解決する道を見つけ出さなくてはならない。メッツには大きな心と非常に優秀な球宴レベルの選手がいる。しかし、この男は比較対象が(ベーブ)ルースであり、今は10月のルースのようにプレーしている男なのだ」と相手の強大さを嘆くように締めくくった。
(THE ANSWER編集部)