HR直後の仕草に粋な理由 大谷翔平が両手で示した同僚との“無言の会話”「試合前に言われていた」
米大リーグのドジャースは17日(日本時間18日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦を戦い10-2で圧勝。3勝1敗としワールドシリーズ進出へ王手をかけた。「1番・DH」の大谷翔平投手は初回、先頭打者本塁打を放った際にまず左手を突き上げ、続いてベンチを振り返ると右手で誰かを指す謎の行動。試合後の会見でこの“意味”を明らかにしている。
WS王手を呼んだ先頭弾、打った直後に謎行動
米大リーグのドジャースは17日(日本時間18日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦を戦い10-2で圧勝。3勝1敗としワールドシリーズ進出へ王手をかけた。「1番・DH」の大谷翔平投手は初回、先頭打者本塁打を放った際にまず左手を突き上げ、続いてベンチを振り返ると右手で誰かを指す謎の行動。試合後の会見でこの“意味”を明らかにしている。
メッツ先発キンタナの2球目、シンカーをとらえると打球は右翼へ向かって一直線。ブルペン付近に打球速度117.8マイル(約189.6キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)の一発が突き刺さった。打席に立つ前から続いていたブーイングは、生還するとさらに大きくなった。
大谷はこの本塁打を放った際、まず左手の人差し指を一本突き上げベースランニングを開始。すぐに何かを思いついたように三塁側のベンチを振り返り、突き上げた右手を誰かに向けている。米専門メディア「ドジャー・ブルー」は、大谷の試合後会見の映像をYouTubeで公開。「誰を指さしていたのか」という質問にも答えている。
「一番は、フレディ(フリーマン)に『レイトショーはいいから早めに打ってくれよ』と試合前に言われていたので、帰ってフレディと『打ったよ』という感じの会話をしていました」
フリーマンは地区優勝を決めた試合で足首を負傷し、この試合は欠場。2020年以来の世界一へ向け、チームが一つになっていると感じさせるエピソードだった。
(THE ANSWER編集部)