リーグ優勝決定シリーズ第4戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1打点、3四球で10-2の勝利に貢献した。先頭打者本塁打で先制点をもたらすと、以降は勝負してもらえず。出塁後に2番ムーキー・ベッツ外野手が適時打を放つと、米メディアが自業自得と指摘している。

　3-2でリードする4回1死一塁の場面、大谷は四球で出塁すると、続くベッツがレフトへの2点適時打を放った。大谷は一塁から快足を飛ばして一気に生還。さらに、5-2の6回1死でも大谷が四球で出塁した。続くベッツはレフトへの2ラン本塁打を放ってリードは5点差。メッツファンのブーイングを黙らせた。

　米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式Xは「オオタニを歩かせるとこうなるんだぞ！」と指摘。昨季からPSでの不振が続いてたベッツには、地区シリーズ序盤まで米ファンやメディアから批判が浴びせられていたこともあり、別の投稿では「ムーキー批判はどこへ行った？」と見事な復活劇を称えつつ、痛烈に皮肉っていた。

　ベッツはこの日、6打数4安打4打点の大活躍。ドジャースは3勝1敗とし、2020年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけた。