NYファンを騒然とさせた大谷190キロ弾、被弾投手の事実を米解説が指摘「彼は直近8試合で…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で先頭打者本塁打を放った。2戦連発となるポストシーズン(PS)第3号。走者なしでの連続無安打を22打数で止めた。米実況席は「彼は直近8試合で1本も本塁打を許していなかった」と被弾左腕がいかに好調だったかを伝えた。
リーグ優勝決定シリーズ第4戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で先頭打者本塁打を放った。2戦連発となるポストシーズン(PS)第3号。走者なしでの連続無安打を22打数で止めた。米実況席は「彼は直近8試合で1本も本塁打を許していなかった」と被弾左腕がいかに好調だったかを伝えた。
大ブーイングを送る敵地ニューヨークのファンを騒然とさせた。大谷は初回の第1打席、先発左腕ホセ・キンタナ投手が投じた高めのシンカーを強振。打球はあっという間に右中間フェンスを越えた。打球速度117.8マイル(約189.6キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)の超速先頭打者弾。2戦連発でドジャースに先制点をもたらした。
試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の解説ジョン・スモルツ氏は「彼は直近8先発で1本も本塁打を許していなかった」と指摘。実況のジョー・デービス氏も「8月20日以降、キンタナが許した初の本塁打でした」と伝えた。スモルツ氏は「彼は最近とても素晴らしかった。今季の序盤は逆だった。この球場で17本の本塁打を許していた。しかし、ここ8試合はゼロだった」と付け加えた。
被弾したキンタナは今季10勝10敗、防御率3.75だったが、レギュラーシーズン最後の7試合に限ると4勝2敗、防御率2.18と尻上がりに調子を上げていた。PSに入っても3日(同4日)の敵地ブルワーズ戦は6回無失点、9日(同10日)の本拠地フィリーズ戦は5回無失点と2戦連続の快投。大谷の一発で、PSの連続無失点が11イニングで止まった。
(THE ANSWER編集部)