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今永昇太は「もっと話題になったはず」 MLB公式が新人1stチームに選出 「173.1」で際立つ能力

米大リーグ・カブスの今永昇太投手はメジャー1年目から規定投球回に到達。15勝3敗、防御率2.91、174奪三振とチームのエースとして活躍した。MLB公式サイトの若手有望株格付けコーナー「MLBパイプライン」は、今永を2024年シーズンの「オール新人1stチーム」に選出している。

カブスの今永昇太【写真:ロイター】
カブスの今永昇太【写真:ロイター】

全ルーキーの中で最多の登板回数を記録

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手はメジャー1年目から規定投球回に到達。15勝3敗、防御率2.91、174奪三振とチームのエースとして活躍した。MLB公式サイトの若手有望株格付けコーナー「MLBパイプライン」は、今永を2024年シーズンの「オール新人1stチーム」に選出している。

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 MLB公式は、「MLBパイプラインの2024年オール・ルーキー・チーム」という見出しで、1stチームと2ndチームをそれぞれ選出。野手は捕手と内野手が各1名、外野手が3名。投手は先発2名とリリーフ投手1名が選出されている。今永は、パイレーツのポール・スキーンズ投手に続く、1stチームの先発投手2人目として名前があがっている。

 記事では今永について、「スキーンズがいなかったら、イマナガのルーキーとしての活躍について、もっと多くの人が話題にしていただろう」と、その活躍ぶりを表現。「31歳の左腕は15勝3敗、防御率2.91。fWAR3.0を記録した。先発ルーキーの中ではスキーンズに次ぐ成績だ」と紹介した。特に「彼は非常に持久力があり、173と1/3イニングを投げて球団をリードしている」とし、カブス先発陣のみならず、全てのルーキーの中でも最多のイニングを消化したスタミナを絶賛している。

 スキーンズは、昨夏ドラフトで全体1位指名を受けた22歳。今年の5月にデビューすると、今季は全て先発で23試合に登板し、11勝3敗の成績を残した。投球イニングは今永より40ほど少ない133回だが、奪三振数は170個と4つしか変わらない。防御率は驚異の1.96で、これは1913年以降、20先発以上した新人で歴代2位という数字だ。新人王候補の筆頭にあげられている。

 一部の数字ではスキーンズに劣るものの、勝利数、防御率は共にリーグ3位を記録し、堂々の「オール新人1stチーム」入りを果たした今永。来季のさらなる活躍に注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)


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