中谷潤人の対戦オファー“ほぼ全滅”だった「全員に断られた」 どうなる統一戦、来年米国開催も
日本人独占のバンタム級、どうなる統一戦
バンタム級の他3つの世界王座はWBAに堤聖也、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占。中谷はWBA王者だった井上拓真との統一戦が期待されたが、13日に堤が王座を奪った。本田会長は「次の相手が大変。中谷選手が一番の問題です」と明かす。
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PFP1位を夢見る中谷は、評価の上がりやすい王座統一を望む。しかし、長年の悲願を叶えたばかりの堤、減量苦で転級を視野に入れる西田、那須川戦を希望してきた武居とそれぞれの道もある。「日本で相手探しが難しければ(米国に)行かせる可能性もあります。海外の評価が凄く高い」と本田会長。中谷が目標に据える井上尚弥戦についても触れた。
「本人は尚弥選手とやりたいという目標がある。そのためにはバンタム級に相手がいなくなったことを証明しなければいけません。いくら私が『みんなが対戦を断ってきた』と言っても、そういう問題ではない。勝っていかないと。そのための試合を組まなくてはいけません。統一戦は難しいものなんです」
中谷と尚弥はともに米興行大手・トップランク社とも契約。尚弥が来年を目途にフェザー級に転向すると仮定すると、中谷に残された時間は長くはない。会見では「目標のために、まずはバンタム級でやりたいことをやりたい。統一戦を期待してもらえるように今後もいいパフォーマンスをしたい」と口にした。まずはひと休みして英気を養う。
(THE ANSWER編集部)