「明日は4団体統一の始まり」 世界王者・田中恒成が初Vへ気合い、オラスクアガら全選手計量パス
オラスクアガも計量パス、終始笑顔で万全
同日のWBO世界フライ級(50.8キロ以下)王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)は50.6キロ、同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)は50.7キロで一発クリア。王者は入場時から終始笑顔を見せ、状態の良さを窺わせた。
7月の前戦では加納陸に3回2分50秒KO勝ちし、2度目の世界挑戦で王座戴冠を果たした。同日のメインイベントを務めるWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)とは、中谷が中学卒業後に単身渡米した時からの親友。今回も8月末からの米ロサンゼルス合宿、来日後の最終調整もともにした。
13日に登場する元WBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)に敗戦。ともにフライ級に転向し、統一戦でリベンジを狙っている。戦績は25歳のオラスクアガが7勝(5KO)1敗、33歳のゴンサレスが28勝(14KO)3敗1分け。
【14日の対戦カードと計量体重】
▽WBC世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)、53.4キロ
VS
同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)、53.2キロ
▽WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦
同級1位・那須川天心(帝拳)、53.5キロ
VS
同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)、53.2キロ
▽WBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)、52.1キロ
VS
同級6位プメレレ・カフ(南アフリカ)、52.0キロ
▽WBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)、50.6キロ
VS
同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、50.7キロ
(THE ANSWER編集部)