ナ・リーグ地区シリーズ第5戦

　米大リーグのナ・リーグ地区シリーズ第5戦は11日（日本時間12日）、本拠地のドジャースがパドレスに2-0で勝ち、3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。崖っぷちから2連勝で突破。大谷翔平投手が追い込まれた状況で発した言葉をチームが実現し、改めて日本ファンが感心している。

　ドジャースは初戦で大谷の同点3ランが飛び出すなど先勝。しかし2戦目からパドレスに連敗し、後がない状況となった。第3戦の後、大谷は「2連勝すればいいゲーム」「あとは2連勝すればOKと思ってやればいい」などと語ったことが伝えられていた。

　崖っぷちとなったドジャースだったが、ここから投手陣が2戦連続で完封。大谷のシンプルな言葉どおりにチームは連勝し、メッツの待つリーグ優勝決定シリーズに向かうこととなった。

　X上の日本ファンの間では「あとは2連勝するだけなんでって言ってほんまに2連勝するのかっこよすぎ」「ほんまに2連勝するんやからすごい」「有言実行！」「本当に勝っちゃうの主人公補正がある」「この前向きな気持ちの欠片をオラにも分けてくれ……」「あの状況で『2連勝すればいいだけ』と答えた大谷さんのメンタルを学びたい」などと大谷の発言とメンタリティが話題になっていた。