「バチバチの熱い試合に」 異例のボクシング興行、井上拓真がVS堤聖也に闘志むき出し
ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが11日、都内のホテルで会見した。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。13日のメインイベントで3度目の防衛戦に臨むWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)、挑戦者で同級2位の元日本王者・堤聖也(角海老宝石)らが意気込みを口にした。戦績は28歳の井上が20勝(5KO)1敗、28歳の堤が11勝(8KO)2分け。
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ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが11日、都内のホテルで会見した。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。13日のメインイベントで3度目の防衛戦に臨むWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)、挑戦者で同級2位の元日本王者・堤聖也(角海老宝石)らが意気込みを口にした。戦績は28歳の井上が20勝(5KO)1敗、28歳の堤が11勝(8KO)2分け。
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拓真がベルト死守へ胸を高鳴らせた。「コンディションも凄くいい感じ。体重も問題なく落ちている。13日の試合は自分の目標である統一戦に向けての負けられない一戦。堤選手に集中してしっかり勝ちたい」。隣りには14日にメインイベントを務めるWBC王者の中谷潤人(M.T)。着席後に言葉少なに挨拶した。
「今回は同級生同士のバチバチの熱い試合になると思うので、いろんなカードがある中で盛り上がる、一番熱い試合をしたい」
5月の東京D興行で指名挑戦者・石田匠(井岡)に3-0の判定勝ち。初回にダウンを奪われたが、2度目の防衛に成功した。同学年の堤にはアマチュア時代に全国高校総体で勝利。リベンジに燃える挑戦者を返り討ちにする構えだ。「(相手が)凄く気合いが入っているのを感じる。それ以上の気合いを出して熱い試合にしたい。それを見ていてもらいたい」と闘志を燃やした。
堤は昨年、国内の猛者が集った「バンタム級モンスタートーナメント」で優勝。年間表彰式で努力・敢闘賞を受賞した実力者だ。「地道な練習をコツコツ、コツコツとやってきた。やることをやったので自信を持ってリングに上がりたい」とメラメラ。王者について「良い仕上がりをした表情」と歓迎し、理想の試合展開については「僕が勝てればいい。それだけです」と話すに留めた。