「左にも強い中谷潤人をお見せする」 最強ボクサーがV2戦へ堂々宣言「相手をコントロールする」
「ナカタニはハンサム」 挑戦者の珍コメントに笑顔
2月に3階級制覇を達成し、7月の前戦では左ボディーストレートでわずか157秒の衝撃KO勝ちを飾った。世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」の階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」は9位に。2位の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に次ぐ世界的な評価を受けている。
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バンタム級の4つの世界王座はWBAに井上拓真、WBCに中谷潤人、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占。1イベント7試合の世界戦は日本初だ。減量はリミットの53.5キロまで残り1キロという中谷は「(体重の)メモを取りながらやっていて順調です。まずはペッチ選手に勝つこと。前の日に拓真選手の試合があって流動的ですが、王者と対戦したい」と王座統一を見据えた。
一方、ペッチは「僕は全力で戦う。当日は面白い試合になることは間違いない」と気合い。中谷の印象について、「お目にかかれて嬉しいし、ドキドキしています。見たらハンサムだと思っています」と笑った。互いに手を合わせ、笑顔でお辞儀。中谷は「微笑みの国の選手。微笑みを生みましたね。タイ語がわからないので手を合わせておきました」と歓迎した。
【13日の対戦カード】
▽WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・井上拓真(大橋)
VS
同級2位・堤聖也(角海老宝石)
▽WBC世界フライ級王座決定戦12回戦
同級1位・寺地拳四朗(BMB)
VS
同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
▽WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
VS
同級8位タナンチャイ・チャルンパック(タイ)
▽WBO世界ライトフライ級王座決定戦12回戦
同級1位・岩田翔吉(帝拳)
VS
同級2位ハイロ・ノリエガ(スペイン)
【14日の対戦カード】
▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)
VS
同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)
▽WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦
同級1位・那須川天心(帝拳)
VS
同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)
▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)
VS
同級6位プメレレ・カフ(南アフリカ)
▽WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者アンソニー・オラスクアガ(米国)
VS
同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)
(THE ANSWER編集部)