平野美宇、8強進出! 世界100位を圧倒、48年ぶりメダルへ石川佳純とダブル王手
卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は2日、女子シングルス4回戦でアジア女王の世界ランキング8位・平野美宇(エリートアカデミー)が同100位のシャオ・マリア(スペイン)に4-0で圧巻のストレート勝ち。8強進出を決め、日本女子シングルス48年ぶりのメダルに王手をかけた。
卓球世界選手権女子シングルス4回戦、17歳アジア女王が圧巻の4-0ストレート勝ち
卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は2日、女子シングルス4回戦でアジア女王の世界ランキング8位・平野美宇(エリートアカデミー)が同100位のシャオ・マリア(スペイン)に4-0で圧巻のストレート勝ち。8強進出を決め、日本女子シングルス48年ぶりのメダルに王手をかけた。
世界でも「ハリケーン・ヒラノ」の勢いは止まらない。平野は第1ゲームを11-4で圧倒すると、第2ゲームは11-1、第3ゲームは11-4。最後も11-3と貫禄を見せつけ、準々決勝に駒を進めた。
平野は4月のアジア選手権で史上最年少制覇。王国・中国の世界1、2、5位選手から3戦連続金星を挙げ、国際卓球連盟(ITTF)が「ハリケーン・ヒラノ」の異名で称賛し、一躍、世界の注目の的となっていた。
初出場の今大会も1回戦から危なげなく3連勝し、16強進出。この試合も完勝で、石川佳純(全農)とともに8強入りを決め、日本女子のシングルス48年ぶりのメダル獲得にあと1勝と迫った。
石川と挑んだ女子ダブルスは敗退したが、雪辱を期すシングルスで17歳の天才少女が約半世紀ぶりの偉業に挑む。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer