ド軍レポーターが謝罪、理由は「8連敗の呪い」 ホテル観戦で消滅、「全ての責任負う」約束果たす
米大リーグ、ナ・リーグ地区シリーズ第4戦は9日(日本時間10日)にサンディエゴで行われ、ドジャースがパドレスに8-0で勝ち、対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。試合前、米放送局のレポーターが自身の「呪い」を理由に、異例の謝罪をしていたことが話題になっていた。
地区シリーズ第4戦
米大リーグ、ナ・リーグ地区シリーズ第4戦は9日(日本時間10日)にサンディエゴで行われ、ドジャースがパドレスに8-0で勝ち、対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。試合前、米放送局のレポーターが自身の「呪い」を理由に、異例の謝罪をしていたことが話題になっていた。
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負ければシーズン終了という瀬戸際に立たされていたドジャース。緊張感を漂わせていたのは選手やスタッフだけではなかった。その一人が米カリフォルニア州地元放送局「ABC7 ロサンゼルス」のレポーターを務めるロブ・フクザキ氏。苦しい胸の内を語っていた番組の動画を、自身のインスタグラムに公開した。
番組内で男性MCから「これを言うのは躊躇するけど、ドジャースの呪いがあるようですね。それがロブ・フクザキ、あなただ。あなたが参加したプレーオフで彼らは8試合連続で敗れているそうですが、本当ですか?」と指摘されたフクザキ氏。するとこう答えた。
「そうなんです。昨夜で、私が参加したプレーオフのドジャース戦で8試合連続の負けとなりました。アスリートにフィールド内外で自分の行動に責任があるように、私には私の呪いに対して責任があります。8連敗しているんです。私ができるのは責任を取って、より良くすることです。そう、今日勝利するとかですね」
男性MCの「ホームプレートの真後ろの席をあなたに用意しますよ」というジョークに、女性MCは「いや、ダメですよ。ロブ、呪いは今日終わりますよ」とフクザキ氏を“激励”。これにフクザキ氏は「いやいや、どうすると思いますか? スタジアムから出て行って、ホテルに戻りますよ。それでそこから試合を観ます」とジョークで返し、男性MCが「それがうまくいくか見てみましょう」と締めた。
インスタグラムの文面で「本当に驚くべき連続記録です。私は全ての責任を負い、もっと良くすることを約束します」とつづっていたフクザキ氏。注目の試合は、「1番・DH」で出場した大谷翔平投手が3打数1安打1打点2四球と活躍するなど、ドジャースが大勝を収めた。フクザキ氏の連敗は8で止まり、“ジンクス”が消滅。憂いなく、11日(同12日)の第5戦に臨む。
(THE ANSWER編集部)