地区シリーズ第4戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発。2回2死一、三塁の第2打席で右前タイムリーを放った。ガッツポーズして一塁へ。塁上でも吠えるなど感情を爆発させた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　パドレスの先発は、大谷が地区シリーズ第1戦で3ランを放っている右腕シース。1点リードのドジャースは大谷が相手を付き放す右前適時打を放ち、味方を盛り上げるように吠えた。

　1勝2敗と崖っぷちのドジャース。大谷の打席の直前には、9番テイラーが2度スクイズを試みるもいずれもファウルに。結局最後は空振り三振に倒れていた。作戦失敗となったチームを救う一打。球団公式ブログ「ドジャース・インサイダー」公式Xでは、大谷が直近の得点圏18打席で15安打の打率.833であると伝えられた。

　米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「得点圏でのショウヘイ・オオタニはチートコードだ」とXで驚きをもって反応。負けられない一戦で、勝負強さを見せた。