「妨害宣告すべき」パドレス狡猾走塁にドジャース内でも賛否 「自分でも同じことする」と理解の声も
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でパドレスとの地区シリーズ第3戦を行い、5-6で敗れた。2回には守備の乱れも絡み、大量失点。そのきっかけを生んだパドレス・マチャドの走塁に対しては、ドジャースの選手の間でも賛否を呼んでいる。
地区シリーズ第3戦
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でパドレスとの地区シリーズ第3戦を行い、5-6で敗れた。2回には守備の乱れも絡み、大量失点。そのきっかけを生んだパドレス・マチャドの走塁に対しては、ドジャースの選手の間でも賛否を呼んでいる。
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2回先頭のマチャドは中前打で出塁。続くメリルが一ゴロを放つも一塁手フリーマンが二塁へ悪送球。その間にマチャドは三塁へ進んだ。リプレー映像では、マチャドが芝生部分に入るように膨らんで走塁しており、送球はマチャドの肩付近に当たって逸れていた。このプレーで無死一、三塁とチャンスを広げ、続くボガーツの遊野選で生還した。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は、自身のXにてこの走塁に対するドジャースの選手たちの意見を紹介。「ミゲル・ロハスとウォーカー・ビューラーはどちらもこのプレーで審判は妨害を宣告すべきだったと考えている。ロハスによると、二塁審はマチャドのルートではなく、ベースを見ていたと彼に言ったそうだ」と、否定的な意見を伝えている。
続けて「フレディ・フリーマンは、自分が走者だったら同じことをしただろうと語った」と付け加えている。同紙の公式Xでは、そのフリーマンのコメントを動画で紹介。「何度も見たし、何度も何度もリプレーした。通常なら1、2歩土を踏んだ後にするはずだけど、自分が走者だったら同じことをするだろう」と当該のプレーを振り返った。
さらに「完璧な送球をしたと思ったけど、彼の左肩に当たってしまった。ただ、ラインに入るというのが走者として私たちが教えられてきたことで、彼はそれをやった」として、マチャドの狡猾な走塁に対し、理解を示していた。
(THE ANSWER編集部)