ベッツが不振払拭の先制ソロ プレーオフ直近2年で22打数無安打も「これで終わり」「今回は違う」
米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第3戦に「2番・右翼」で先発出場。第1打席で左翼席にソロ本塁打を放った。試合前までここ2年間ポストシーズンで安打なし。22打数無安打の不振を払拭した。
地区シリーズ第3戦
米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第3戦に「2番・右翼」で先発出場。第1打席で左翼席にソロ本塁打を放った。試合前までここ2年間ポストシーズンで安打なし。22打数無安打の不振を払拭した。
0-0で迎えた初回1死走者なしの場面。先発右腕キングのスイーパーを捉えた。打球は左翼ポール際へ。左翼手のプロファーが客席にグラブを伸ばしたものの届かず。先制のソロホームランとなった。6日(同7日)の第2戦でも同じような飛球をキャッチされていたベッツは捕球されたかと一瞬戸惑いの表情を浮かべたが、本塁打が宣告されると気を取り直してダイヤモンドを一周した。
ベッツはこの日の試合前時点で、ここ2年間ポストシーズンで安打なし。22打数無安打と不振が続いていた。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者はXに「ムーキー・ベッツはジュリクソン・プロファーにまた強奪されたと思った。ベンチに戻る途中で気づき、今度は本塁打となった。プレーオフでの22打数無安打はこれで終わりだ」と投稿した。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者も「ムーキー・ベッツが左翼フェンスを超える大飛球を放った。PTSD……彼は走るのをやめて、ジュリクソン・プロファーが再び捕球したと考えた。今回は違う。グラブをかすめただけだった。本塁打により、ベッツの22打数無安打が終わる」と速報していた。
(THE ANSWER編集部)