週末女子ゴルフで21歳の感動シーン 渋野日向子に敗れ悔し涙→3年後に反響「メッチャ泣けた」
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは6日、静岡・東名CC(6610ヤード、パー72)で最終日が行われた。首位で出た21歳・佐藤心結(ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダー。終盤の4連続バーディーで、劇的にツアー初勝利を掴んだ。涙ぐむ佐藤を、グリーン脇で見つめていたのは同期の選手たちだった。
国内ツアー・スタンレーレディスホンダ
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは6日、静岡・東名CC(6610ヤード、パー72)で最終日が行われた。首位で出た21歳・佐藤心結(ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダー。終盤の4連続バーディーで、劇的にツアー初勝利を掴んだ。涙ぐむ佐藤を、グリーン脇で見つめていたのは同期の選手たちだった。
終盤の4連続バーディーで一気にまくった佐藤。最終18番、ウイニングパットを沈めると両手でガッツポーズ。すぐに涙が頬を伝った。グリーン脇には、竹田麗央、桑木志帆、川崎春花の3人が並び、佐藤の勝利に拍手。桑木は2021年6月、佐藤、竹田、川崎は2021年11月のプロテストに合格した“同期”。桑木は1学年上、他の3人は同学年だ。
これで4人ともツアー優勝経験者となった。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のXの投稿に、ファンからは「これは素晴らしい瞬間!」「なんかメッチャ泣けた」「ワシももらい泣きした」などと感動の声が集まった。
佐藤は18歳のアマチュアだった2021年10月のスタンレーレディスで、アマチュア史上2人目のプレーオフ進出者に。渋野日向子に敗れたものの、大きなインパクトを与えた。あれから3年、悔し涙を流した地で、今度は歓喜の涙となった。
(THE ANSWER編集部)