[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

大谷180キロ弾、エンゼルス記者は“伝説の幕開けHR”を想起 3年前「なぜなら…」相手も同じ投手

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。豪快な一発に、エンゼルス時代を知る米記者はある過去のシーンを思い出していた。

パドレス戦、同点3ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
パドレス戦、同点3ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

地区シリーズ第1戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。豪快な一発に、エンゼルス時代を知る米記者はある過去のシーンを思い出していた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。打球速度111.8マイル(約179.92キロ)、飛距離372フィート(約113.3メートル)。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。

 高め97マイル(約156キロ)の剛速球を粉砕。豪快な一発に対し、米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者がXで反応。「一部の人々は、ディラン・シースに対して放ったこのオオタニのホームラン(彼が登板した試合)を思い出したかもしれない」と記し、エンゼルス時代のホームラン映像も投稿した。

 2021年、大谷が本格的に二刀流として開花したこのシーズン。「2番・投手」で出場した4月4日(日本時間5日)のホワイトソックス戦で、飛距離137メートル、打球速度115.2マイル(約185.4キロ)という衝撃的な2号ソロをかっ飛ばした。伝説の幕開けを印象付けるようなけたたましい打球音が響いたが、マウンド上にいたのはこの日対戦したシースだった。

 フレッチャー記者は「私にとって、これは最も記憶に残る彼のホームランの一つだ。なぜなら、この日彼は、19-20シーズンには誰もが見逃した、二刀流のスターになれるということを示したからだ」と回顧。さらに米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者も「シースの速球は、常にゾーンの高めギリギリに投げ込まれる。彼はその球、その位置への投球で、キャリアを通じてたったの12本しかホームランを許していない。その中の一つ?」と記し、このエンゼルス時代のホームランを振り返っていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集