メジャー2043安打男が大谷翔平より優れていると主張した最強打者 54-59でも「かけ離れている」
大谷が「ステロイドを使用していたら80本打てた」
ブラウン氏は続けて「オオタニがステロイドを使用していたら、今年80本塁打打てただろう。毎打数で本塁打を打って、彼と勝負を避けなければならなくなっただろう。80本だ。オオタニはバリー・ボンズより優れている」と持論を展開。ピアジンスキー氏は「こいつはクレイジーなやつだ」と呆れたように口にし、「ショウヘイの今季は大好きだが、数字は数字だ」とボンズ氏の優位を強調した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ボンズ氏が禁止薬物を使用し始めたのは1999年と言われているが、ピアジンスキー氏はジャイアンツ移籍初年度である1993年の数字に着目。「OPS1.136だ。これはショウヘイよりも高い。ピッツバーグ(パイレーツ)での最終年(1992年)のOPSも1.080だ」と、禁止薬物使用前でも大谷を上回っていたと指摘した。ブラウン氏も「理解したよ」と認めつつ、投手もできる大谷を選ぶと抵抗した。
ここで通算1059安打のトッド・フレイジャー氏が「ショウヘイが投げなくて、どちらも全盛期だったら、打者として一番に選ぶのはショウヘイ? それともバリー・ボンズ?」と問いかけ。ブラウン氏もボンズの最高の年と今年の大谷なら「それはかけ離れている。バリーだよ」とボンズ氏を推した。一方、ピアジンスキー氏は「(禁止薬物使用前の)1992年でも、俺はバリーを選ぶね」と主張した。
さらに同氏は、大谷の今年のOPSは昨年の1.066よりも低いと指摘。これにブラウン氏は、投手もしながらキャリアハイのOPSを叩き出した2023年の大谷は「1992年のボンズより圧倒的に優れている」と反論した。しかし、ピアジンスキー氏はOPSだけでいくなら、大谷の1.066よりも高い年がボンズ氏には10シーズンもあると指摘し、譲らなかった。
(THE ANSWER編集部)