メジャー2043安打男が大谷翔平より優れていると主張した最強打者 54-59でも「かけ離れている」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得した。キャリアハイの打率.310をマークし、日本人初のトリプルスリーも達成。さらに日本人最多となる59盗塁で前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」にも到達した。歴史的な1年となったが、メジャー通算2043安打の元選手は、今季の大谷よりも遥かに優れた打者がいたと力説している。
米野球専門番組で大谷とボンズどちらが優れているか激論
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得した。キャリアハイの打率.310をマークし、日本人初のトリプルスリーも達成。さらに日本人最多となる59盗塁で前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」にも到達した。歴史的な1年となったが、メジャー通算2043安打の元選手は、今季の大谷よりも遥かに優れた打者がいたと力説している。
メジャー7年目の大谷は打撃成績で軒並みキャリアハイを更新。54本塁打、130打点、134得点、59盗塁はいずれも日本人歴代トップだ。打率.310、197安打も自身最高。メジャー史上初の「50-50」を達成し、塁打数も両リーグトップの411でMLB23年ぶりの400超えとなった。本塁打、打点の他、OPS1.036などMLBが公式に集計しているものだけでも“リーグ11冠”。WAR9.2はDH専任では歴代最高だ。
そんな歴史的なシーズンだったが、米野球専門番組「ファウル・テリトリー」で司会を務めるAJ・ピアジンスキー氏は、通算762本塁打のバリー・ボンズ氏には遠く及ばないと主張する。今季の大谷は「バリー・ボンズだったら11番目に良いシーズンだ」と同番組内で発言。同じく司会のスコット・ブラウン氏から「いやいや、違うね」と否定されても熱弁を続けた。
ボンズ氏と2004年にジャイアンツでチームメートだった通算2043安打のピアジンスキー氏は、「スコット、君が言いたいことは分かってる。彼はステロイドをやっていたって言いたいんだろ。でも彼は今までプレーしたどの選手よりも、打者として本当に優れているんだ。かけ離れているよ」と力説。ブラウン氏は「クリーンな年ならね」と、禁止薬物使用の影響はやはり考慮すべきだと反論した。