伊藤雅雪&井上拓真、30日世界戦が米国ダブル生中継決定「朝食時の米ファンにご褒美」
ボクシングのトリプル世界戦が30日に東京・大田区総合体育館で行われるが、WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(伴流)と同級1位のエフゲニー・チュブラコフ戦、WBC世界バンタム級5位の井上拓真(大橋)と同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)との暫定王者決定戦の2試合が米国で生中継されることが決定した。米メディアは「朝食時の米ファイトファンにご褒美」と報じている。
「ESPNプラス」で生中継、拳四朗戦は…
ボクシングのトリプル世界戦が30日に東京・大田区総合体育館で行われるが、WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(伴流)と同級1位のエフゲニー・チュブラコフ戦、WBC世界バンタム級5位の井上拓真(大橋)と同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)との暫定王者決定戦の2試合が米国で生中継されることが決定した。米メディアは「朝食時の米ファイトファンにご褒美」と報じている。
米国東海岸では30日早朝にゴングが鳴るトリプル世界戦。米国では「ESPNプラス」で生中継されることが決まった。米メディア「ボクシングシーン.com」でも中継決定をレポートし、「アメリカのファイトファンは朝食時、世界戦ダブルヘッダーというご褒美を受けることになった」と報じている。
7月28日、米フロリダで行われたタイトルマッチで世界王座を掴み取った伊藤については「かなりの咬ませ犬としてロードに出たが、クリストファー・ディアスをUDで下した」と紹介。米国でもラテン系の住民が多い“敵地”でプエルトリコの強敵相手に、下馬評を覆す勝利を飾ったことを高く評価していた。
井上については「パウンド・フォー・パウンドのエリート、ナオヤ・イノウエの弟」とWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)との関係性を紹介。「25歳のキャリアで最も厳しい試練に直面する」と初タイトルの行方に注目している。
一方、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(BMB)は同級7位のサウス・ファレス(メキシコ)と5度目の防衛戦に臨むが、現時点でESPNプラスでの生中継はないという。
ESPN電子版も「日本のタイトル戦2試合が12月30日にESPNプラスのストリームで生中継される」と速報。「この試合は時間が許せばESPNプラスの中継の一部になるかもしれない」と説明しており、伊藤戦と井上戦の展開次第で、拳四朗戦も録画放送される可能性はある。
(THE ANSWER編集部)